古代史選書  25

古代国家成立と国際的契機

著者 中野 高行
ジャンル 歴史 > 古代史
シリーズ・巻次 古代史選書  25
出版年月日 2017/07/25
ISBN 9784886217684
判型・ページ数 A5・310ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり

外交・戦争・内乱といった国際的契機が律令国家成立の過程に与えた多大な衝撃を論証。朝鮮半島移住民の先進技術導入にも着目した画期的諸論考を集成する。

序章 問題の所在
 一 明治維新と「国際的契機」
 二 律令制国家成立と「国際的契機」
 三 「国家」の定義
 四 『日本書紀』に対する考え方
 五 「王権」および「専制主義」
 六 「世界帝国」論および「帝国性」

第一章 天智朝の帝国性と東アジア情勢
   本章の課題
 一 倭国内の「百済王権」
 二 「小高句麗国」
 三 「東夷の小帝国」論と「帝国性」概念について
 四 天皇号の成立
 五 天智朝の内面的構造
 六 『書紀』の史料的背景について
 七 高宗・武則天期の東アジア情勢
   ―「小百済国」・「小高句麗国」・無上可汗・渤海建国―

第二章 日本国号の成立
 一 日本国号研究の問題点
 二 『百済本記』
 三 『禰軍墓誌』
 四 『日本世記』
 五 第一回渤海国使がもたらした王啓
 六 日本国号の変更時期

第三章 加耶諸国の滅亡と吉備
 一 日・唐・羅の帝国構造
 二 加耶諸国の滅亡と編戸・屯倉と「任那の調」
 三 吉備と漢氏
 四 白猪屯倉・児島屯倉設置の史的意義

第四章 加耶諸国滅亡と上毛野・東北
 一 古墳時代の上毛野
 二 上毛野における朝鮮半島系移住民(渡来人)
 三 東北地方の古墳文化
 四 背景としての継体朝

付 論 榛名山二ツ岳と浅間山天明三年の噴火
 一 六世紀前半期における榛名山二ツ岳噴火
 二 天明の浅間山大噴火

第五章 舒明朝-遣唐使・百済大宮・八角形墳-
 一 蘇我本宗家討滅の背景―大王権力を脅かす蘇我氏の支配体制―
 二 ヤマト王権の宮都・寺院造営
 三 八角形墳
 四 天命思想
 五 ヤマト王権の中華的変貌の背景

第六章 皇極朝~孝徳朝-百済大乱・中華的王権・阿倍氏・「大化改新」-
 一 百済大乱
 二 諸氏族を超越しようとする大王家の指向
 三 ヤマト王権の近衛軍的軍事力
 四 「大化改新」について

第七章 斉明朝-百済滅亡・「興事」・蝦夷-
 一 百済滅亡
 二 「興事」(飛鳥京周辺の整備事業)
 三 漏刻設置の歴史的意義
 四 蝦夷征討と斉明朝倭国の〈小中華世界〉

第八章 天皇号成立と中国・朝鮮の祭天思想
   本章の課題
 一 推古朝における倭王と「天」の関係
 二 「阿輩雞弥」「阿毎多利思比孤」「天児」「天子」「天王」
 三 「スメラミコト」の成立
 四 「天皇」号の成立
 五 天皇号成立の背景
 結語

第九章 天武・持統朝
 一 飛鳥浄御原令の性格
 二 天武朝における鸕野讃良皇后の再検討
 三 壬申の乱の史的意義
 四 天武・持統朝の歴史的意義

終章 総 括
 一 「天智系」・「天武系」の再検討
 二 日本古代国家成立過程と「国際的契機」「帝国性」

あとがき
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索  引

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