新刊

古代史選書  24

古代信濃の地域社会構造

著者 傳田 伊史
ジャンル 歴史 > 古代史
シリーズ・巻次 古代史選書  24
出版年月日 2017/05/15
ISBN 9784886217639
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 本体7,500円+税
在庫 在庫あり

古代信濃地域の景観や社会の復元を主眼に、文献史学・出土文字史料・考古学等を結集し、信濃国制定に至る過程を考究した総合研究の成果。

はじめに

 序 章 地域における古代史研究の視点と課題
   一 地域社会研究としての古代史研究
   二 本書の研究視点
   三 古代の信濃

第Ⅰ部 信濃の首長

 第一章 古墳築造期の信濃の諸相
   一 古墳の築造にみる信濃の首長
   二 四世紀後半から五世紀にかけての長野盆地南部の小地域
   三 五世紀中ごろ以降の下伊那地域の小地域
   四 五世紀の信濃における地域構造の変化とその要因

 第二章 信濃の地域編成とヤマト王権
   一 信濃のウジ名と部名
   二 「科野国造」説について
   三 六世紀の朝鮮半島の政治情勢と信濃
   四 信濃における舎人の編成
   五 律令国家体制下の信濃の首長
   六 信濃国の成立過程

第Ⅱ部 古代国家による地域編成の分析的研究

 第三章 七世紀の屋代木簡
   一 屋代木簡の出土状況
   二 屋代木簡の形態と内容による分類の特徴
   三 七世紀後半から八世紀初頭の特徴的な木簡
   四 屋代木簡が語る地域社会の様相

 第四章 埴科郡の地域社会構造
   一 埴科郡周辺の自然景観と歴史的環境
   二 屋代遺跡群と屋代木簡
   三 屋代木簡にみる埴科郡の地域構造
   四 まとめと課題

 第五章 信濃国における行政地名の制定について
   一 本章のねらい
   二 「シナノ」の国名表記
   三 郡名表記の変遷
   四 信濃国の郷名
   五 まとめと課題

 第六章 信濃国の地域と官衙
   一 東山道と国府
   二 信濃国における筑摩・小県・佐久三郡の位置
   三 諏方国と須芳山嶺道
   四 地域社会構造からみた官衙研究の課題

第Ⅲ部 信濃国の災害と地域変動

 第七章 八世紀から九世紀前半の災害
   一 信濃の自然環境と災害
   二 古代信濃国の地震
   三 遠山地変

 第八章 仁和の大災害
   一 仁和四年五月二十八日詔とその性格
   二 仁和三年の災害
   三 仁和四年の信濃国災害
   四 長野盆地南部の集落遺跡にみる変動
   五 信濃国府の移転について
   六 災害における地域社会研究の意義と課題

第Ⅳ部 地域社会の生産と貢納

 第九章 牧と馬―馬の生産をめぐる諸文化の伝来と交流―
   一 河内の牧
   二 信濃の牧
   三 信濃からみた地域間の交流

 第十章 日本古代の大黄の貢進について
   一 日本古代の史資料にみえる大黄
   二 薬物としての大黄
   三 日本古代の大黄
   四 日本における大黄貢進のはじまり

 第十一章 「麻續」の名称とその変遷について
   一 本章のねらい
   二 古代の「麻續」とその性格
   三 「麻續」の語意
   四 「ヲウミ」の漢字表記
   五 中世の「麻續」表記と「麻績」表記
   六 「麻續」表記の変遷とその背景
   七 歴史的情報としての地名をめぐる歴史学の課題

 終 章 地域社会における歴史研究

  おわりに

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