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古代史選書 20
律令国家の軍事構造
古代の律令軍事体制はどのような過程を経て成立し、法によって管理・運用されたのか。主に地方軍事力に着目しつつ、唐制との比較史的視点・手法にもとづき考察をくわえ、日本の律令法における軍事力の特色を浮かび上がらせる。
第Ⅰ部 律令軍事体制の構造
第1章 律令軍団制の成立と構造/第2章 射田と軍団/第3章 日唐征討軍の内部秩序と専決権/第4章 日唐軍防令と北宋天聖令
第Ⅱ部 地方支配における軍事力
第5章 律令関制度の構造と特質/第6章 律令制下における関セン(りっとうに戈二つ)の機能/第7章 大宝律令撰定期における軍事構想―日唐捕亡令の比較検討を通じて/第8章 律令国家と追捕制度
終章 律令国家と軍事