• 古代国家と北方世界

    小口雅史編
    古代北方地域の実像と律令国家による支配の実態について、古代史・中世史・考古学など多様な視点から論じ、近年の研究成果を総括する。

  • 縄紋時代の実年代

    ―土器型式編年と炭素14年代―
    小林謙一著
    列島各地で出土する土器付着物等の炭素14年代測定の結果から較正年代を算出。縄紋時代13000年間の土器型式別の実年代を推定する。

  • 前方後円墳秩序の成立と展開

    澤田秀実著
    前方後円墳はいかにして作られ、どのような政治的役割を担ったのか。築造企画(古墳築造当初の設計図)の変遷と三角縁神獣鏡の製作動向を丹念に追究。前方後円墳成立期の暦年代を示し、当時の政治秩序の実態を解明する。

  • 特別史跡 高松塚古墳発掘調査報告

    文化庁・奈良文化財研究所・奈良県立橿原考古学研究所・明日香村教育委員会編
    国宝高松塚古墳石室解体に伴う報告書全3巻第一冊目の発掘調査報告書。付図19葉。詳細な石室構造や壁画の劣化原因等重要記録を収録。

  • 倭国末期政治史論

    中田興吉著
    国号を倭国から「日本」へと改称していく時代。三つの政治論点から従来説を超える新解釈を打ち出し、律令制導入期を捉え直す意欲作。

  • 古墳時代社会の比較考古学

    富山直人著
    古墳時代の社会発展過程を集落構造や古墳の副葬品配置などを元に比較考古学の視点から考究し、流通などの社会内部要素を細やかに導き出す。

  • 物部氏の伝承と史実

    前田晴人著
    古代氏族の中でも謎の多い物部氏。活動拠点に残された足跡を丹念に辿り、記紀の伝承と系譜を鋭く検証。新しい物部氏像を描き出す。

  • 博物館と地方再生

    ―市民・自治体・企業・地域との連携―
    金山喜昭著
    指定管理者制度の下で急速に変貌する博物館の運営・経営の実状について、全国の博物館の実地調査を行い、詳細に分析。衰退・消滅が囁かれる地方市町村の、地域創生の鍵を博物館との連携に見出し、双方がともに「進化」する方向性を指し示す。

  • 百舌鳥・古市古墳群

    ―東アジアのなかの巨大古墳群―
    一瀬和夫 著
    なぜ巨大な前方後円墳は築かれたのか? ほぼ同じ時期に展開した大阪府百舌鳥古墳群と古市古墳群の特徴を紹介し、東アジア史の視点から、その造営の謎に迫る。

  • 遺跡でたどる邪馬台国論争

    中村俊介著
    邪馬台国論争で争点となる数多の遺跡について最新の調査成果と研究動向をわかりやすく紹介。論争を通して弥生社会の実像に肉薄する。