• 弥生時代人物造形品の研究

    設楽博己・石川岳彦著
    弥生時代の人物造形品を集成し、その特質や起源、分布状況などから当時の精神世界を考察。縄文や古墳文化との相違や継承等を論究する。

  • 博物館と地方再生

    ―市民・自治体・企業・地域との連携―
    金山喜昭著
    指定管理者制度の下で急速に変貌する博物館の運営・経営の実状について、全国の博物館の実地調査を行い、詳細に分析。衰退・消滅が囁かれる地方市町村の、地域創生の鍵を博物館との連携に見出し、双方がともに「進化」する方向性を指し示す。

  • 縄文時代の社会複雑化と儀礼祭祀

    谷口康浩著
    親族集団による祖先祭祀と再葬制の社会的意味に着目し、多様な考古資料の分析から縄文後半期に顕在化した様々な文化変容の背景を考究する。

  • 「物質性」の人類学

    ―世界は物質の流れの中にある―
    古谷嘉章・関雄二・佐々木重洋編
    物質性(物性・感覚性・存在論)に照準を定め、世界とその中で生きる人間のあり方の根幹を明るみに出す、文化人類学の新しい挑戦。

  • 東北アジアの初期農耕と弥生の起源

    宮本一夫著
    考古学的分析から東北アジアの農耕化の過程を論証、環境変動や言語系統論と結びつけながら列島における縄文から弥生への変動期を描く。

  • 地域社会の文化と史料

    東四柳史明編
    史料研究の第一線で活躍する執筆陣が加賀地域を中心に古代から近代の様々な史料を取り上げ、地域社会における文化の多様性を描き出す。

  • 火と縄文人

    高田和徳 編
    巧みに火を利用していた縄文人。その実態について御所野遺跡の事例や民俗学の見地もふまえつつ総合的に検証し縄文人の世界観に迫る。

  • 百舌鳥・古市古墳群

    ―東アジアのなかの巨大古墳群―
    一瀬和夫 著
    なぜ巨大な前方後円墳は築かれたのか? ほぼ同じ時期に展開した大阪府百舌鳥古墳群と古市古墳群の特徴を紹介し、東アジア史の視点から、その造営の謎に迫る。

  • 遺跡でたどる邪馬台国論争

    中村俊介著
    邪馬台国論争で争点となる数多の遺跡について最新の調査成果と研究動向をわかりやすく紹介。論争を通して弥生社会の実像に肉薄する。

  • 文明・自然・アジール

    ―女領主井伊直虎と遠江の歴史―
    夏目琢史著
    三つの概念を自在に操り、南北朝から戦国期の250年を一大転換期であると論証。遠江の井伊直虎を軸に平明な文体で大胆に描く野心作。